まだ5月というのに、北海道では最高気温が39度以上になるなど、異常気象が続きましたね・・。
まだ「湿度がないから、そこまでしんどい暑さではないでしょう」と、本土の人は言われますが、
暑いものは暑い!です(笑)。
ただ、本当にこれで湿度が高くなると・・
死ぬ思いの暑さになります(゚Д゚;)
北海道を知らない人は、北海道の夏は暑いというイメージがないかもしれませんが、
あついです。
北見なんて、冬は-20度以下にはなるし、夏は38度ぐらいにはなるし・・
そんな環境は想像できませんよね(笑)。
ただ、釧路は暑いといっても25度を上回ることがそんなになく、
逆に、夏はいつ?というほど四季が薄い・・感じです。
だから、避暑地としては最高な土地なんですよね!
と・・、ここで北海道の気候の話をしても、
「そんなこと知ってるわい!」と言われる人達しか、読まれていないと思いますが(笑)。
これからの季節、
熱中症になる人が年々増えているので、バイクに乗る人は要注意ですよ!
それに、ただ水分を取ればいいという訳ではありません。
ワンポイントアドバイス
熱中症は脱水からくる症状です。
脱水は、汗などで体液が急激に減っている状態です。この体液はただの水分ではなく、ナトリウム・カリウム・マグネシウムなど電解質と呼ばれるミネラルが含まれています。
中でも、ナトリウムが身体の水分量を調整する作用が大きくて、ナトリウムは体内に水分を留めておく役割があります。でも脱水になると、ナトリウムも大量に不足しています。
このナトリウムなどの電解質が、水分と共に不足している状態が脱水症状なのですが、その状態の時に、ミネラルウォーターなどの、ペットボトルで手軽に飲むことができる真水だけを大量に飲むと、体内で水中毒を起こして、痙攣や意識障害を起こすこともあるのです。
※水中毒とは、体内の水の分量よりナトリウムの分量がはるかに少ない状態で「希釈性低ナトリウム血症」ともいいます。
だから、これから暑くなると、汗をよくかくようになりますが、飲み物には十分気を付ける必要があります。
でも脱水症状を起こしてしまってから、ナトリウム濃度が低めのスポーツドリンクでは効き目が少ないです。
経口補水液は、ナトリウム(2~3g/L)とブドウ糖がバランスよく含まれていて、体内に水分吸収させる速度が非常に早いので、脱水症状になっている時には即効性があります。
所さんが宣伝している「OS-1(オーエスワン)」など。
予防としては多少の水分補給とはなりますが、水分として摂取できる量も少なく、糖分の過剰摂取になりやすいのでおすすめはしません!
コーヒーなどのカフェインが入っているドリンクは、利尿作用が高いので、水分補給飲料としては良いとは言えませんが、日常的にカフェインを摂取している人は、利尿作用の影響が少なくなっているので、水分の補給になるという報告もあるようです。
ただし、脱水症状になっている時はダメです。
麦茶はミネラルが豊富なお茶なので脱水予防としては有効ですが、水と同じで、脱水症状の時に単体として飲むのは避けましょう。
必ず塩分が必要です。
論外です(笑)!アルコールは利尿作用も高く、体内で分解される時に水分を大量に消費してしまうため、水分補給より、水分消費の方が高いです。
このように、熱中症予防として一番いいのは、
汗をかく前(1~2時間前)から経口補水液、又はスポーツドリンクを少しづつ飲み、本番に備える。
本番後は、経口補水液を少しずつ、しっかり飲む!
というのが、一番理想の水分補給のやり方です。
※少しづつ飲むというのは、一気にがぶ飲みするより、少しづつ飲む方が吸収されやすいのです!
経口補水液ってこんなやつです!
↓
と・・、
私は別に経口補水液の、回し者ではありません(笑)!
今では、熱中症対策の飴などもあるので、上手に組み合わせて補給しましょうね!
mx大会などに出場する人はもちろんですが、観戦する人も気を付けないといけないですよ!
ライダーは特に、レースに集中しすぎて食事を取らず「水ばかり大量に飲む」ということは、避けましょう。
ところで、
MX選手権第1戦で、華麗な転倒を見せた監督ですが・・。
転倒後のバイクは・・
エキパイ・マフラー・サブフレーム・サイドパネル・リアフェンダー・ハンドル・グリップ・クランプ・・など、
結構しっかり壊れていました(笑)!
なんとも可哀そうな形にさせられたバイクですが、
完治しました!
第2戦の浦幌大会では、このままの状態で終えれることを祈ります(笑)!
第2戦全道モトクロス選手権は、6月16日(日)浦幌です。
TeamNFSの応援よろしくお願いします。